芥川龍之介 『三つの指環』 バグダツドの或モスク(寺院)の前です。 年をとつた乞食が一人、敷石の上にひれ伏してゐました。 丁度礼拝の終つた時ですから、老若さまざまのアラビア人は薄暗いモスクの玄関から、朝日の光のさした町へ何人もぞろぞろ出て来るのです。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア