芥川龍之介 『三つの指環』 丁度礼拝の終つた時ですから、老若さまざまのアラビア人は薄暗いモスクの玄関から、朝日の光のさした町へ何人もぞろぞろ出て来るのです。 が、誰一人この乞食に銭を投げてやるものはありません。 その内に若い商人が一人、静かに石段を下りて来ました。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア