芥川龍之介 『戯作三昧』 日本の羅貫中もよく出来やした。 しかし風呂の中ではさっきの男が、まだ馬琴がいるとでも思うのか、依然として猛烈なフィリッピクスを発しつづけている。 ことによると、これはその眇に災いされて、彼の柘榴口をまたいで出る姿が、見えなかったからかも知れない。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア