芥川龍之介 『歯車』 この本は目次の第何章かに「恐しい四つの敵、――疑惑、恐怖、驕慢、官能的欲望」と云う言葉を並べていた。 僕はこう云う言葉を見るが早いか、一層反抗的精神の起るのを感じた。 それ等の敵と呼ばれるものは少くとも僕には感受性や理智の異名に外ならなかった。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア