芥川龍之介 『歯車』 ずっと長い途を歩いて来た僕は僕の部屋へ帰る力を失い、太い丸太の火を燃やした炉の前の椅子に腰をおろした。 それから僕の計画していた長篇のことを考え出した。 それは推古から明治に至る各時代の民を主人公にし、大体三十余りの短篇を時代順に連ねた長篇だった。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア