もう一つ次手に考へられることは作者自身の小説を戯曲に書直す可否である。
たとへば菊池は「義民甚兵衛」を小説から戯曲へ書直した。
が、「義民甚兵衛」なるものは小説の形式に表現すべきものか、それとも亦戯曲の形式に表現すべきものかと云ふことは予め菊池の考へる、或は考へなければならぬことである。
もう一つ次手に考へられることは作者自身の小説を戯曲に書直す可否である。
たとへば菊池は「義民甚兵衛」を小説から戯曲へ書直した。
が、「義民甚兵衛」なるものは小説の形式に表現すべきものか、それとも亦戯曲の形式に表現すべきものかと云ふことは予め菊池の考へる、或は考へなければならぬことである。