芥川龍之介 『トロッコ』 「命さえ助かれば――」良平はそう思いながら、辷ってもつまずいても走って行った。 やっと遠い夕闇の中に、村外れの工事場が見えた時、良平は一思いに泣きたくなった。 しかしその時もべそはかいたが、とうとう泣かずに駈け続けた。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア