芥川龍之介 『人及び芸術家としての薄田泣菫氏』 薄田泣菫氏は希臘の神々のやうに常に若い顔をしてゐる。 けれども若い顔をして一代の詩人になつてゐることは勿論不似合と言はなければならぬ。 「泣菫詩集」の巻頭に著者の肖像の掲げてないのは明らかに薄田氏自身も亦この欠点を知つてゐるからであらう。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア