二 抒情詩人としての薄田泣菫氏
昨年の或夜、予の或友人、――実は久保田万太郎氏は何人かの友人と話してゐる時に「ああ大和にしあらましかば」を暗誦し、数行の後に胴忘れをした。
すると或年下の友人は恰もそれを待つてゐたかのやうに、忽ちその先を暗誦したさうである。
二 抒情詩人としての薄田泣菫氏
昨年の或夜、予の或友人、――実は久保田万太郎氏は何人かの友人と話してゐる時に「ああ大和にしあらましかば」を暗誦し、数行の後に胴忘れをした。
すると或年下の友人は恰もそれを待つてゐたかのやうに、忽ちその先を暗誦したさうである。