芥川龍之介 『人及び芸術家としての薄田泣菫氏』 詩壇はかう言ふ薄田氏に古典主義者の名を与へながら、しかも恬然と薄田氏の拓いた一条の大道に従つて行つた。 この大道はまつ直にラフアエル前派の峰を登り、象徴主義の原野へ通じてゐる。 薄田氏は予言者モオゼのやうにその原野の土を踏まなかつたかも知れない。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア