当時又可笑しかったことには赤木と俳談を闘わせた次手に、うっかり蛇笏を賞讃したら、赤木は透かさず「君と雖も畢に蛇笏を認めたかね」と大いに僕を冷笑した。
僕は「常談云っちゃいけない。
僕をして過たしめたものは実は君の諳誦なんだからな」とやっと冷笑を投げ返した。
当時又可笑しかったことには赤木と俳談を闘わせた次手に、うっかり蛇笏を賞讃したら、赤木は透かさず「君と雖も畢に蛇笏を認めたかね」と大いに僕を冷笑した。
僕は「常談云っちゃいけない。
僕をして過たしめたものは実は君の諳誦なんだからな」とやっと冷笑を投げ返した。