芥川龍之介 『小杉未醒氏』 何時も妙に寂しそうな、薄ら寒い影が纏わっている。 僕は其処に僕等同様、近代の風に神経を吹かれた小杉氏の姿を見るような気がする。 気取った形容を用いれば、梅花書屋の窓を覗いて見ても、氏の唐人は気楽そうに、林処士の詩なぞは謡っていない。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア