膝の上に小さき令息をのせられつつ、仏蘭西の小説、支那の戯曲の話などせられたり。
話の中、西廂記と琵琶記とを間違え居られし為、先生も時には間違わるる事あるを知り、反って親しみを増せし事あり。
部屋は根津界隈を見晴らす二階、永井荷風氏の日和下駄に書かれたると同じ部屋にあらずやと思う。
膝の上に小さき令息をのせられつつ、仏蘭西の小説、支那の戯曲の話などせられたり。
話の中、西廂記と琵琶記とを間違え居られし為、先生も時には間違わるる事あるを知り、反って親しみを増せし事あり。
部屋は根津界隈を見晴らす二階、永井荷風氏の日和下駄に書かれたると同じ部屋にあらずやと思う。