芥川龍之介 『槍ヶ嶽紀行』 湯屋から帰つて、晩飯の膳に向つた時、私は婢に槍ヶ嶽の案内者を一人頼んでくれと云つた。 婢は早速承知して、竹の台のランプに火をともしてから、一人の男を二階に呼び上げた。 それは先刻上り口で、青竹の笛を吹いてゐた男であつた。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア