芥川龍之介 『春の夜』 ある晩の十時前に、Nさんはこの家から二三町離れた、灯の多い町へ氷を買いに行った。 その帰りに人通りの少ない屋敷続きの登り坂へかかると、誰か一人ぶらさがるように後ろからNさんに抱きついたものがある。 Nさんは勿論びっくりした。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア