芥川龍之介 『雛』 すると急に眼を挙げたのは兄の英吉でございます。 兄はちよいとけげんさうに母とわたしとを見比べましたが、忽ち妙な笑ひ方をすると、又横文字を読み始めました。 わたしはまだこの時位、開化を鼻にかける兄を憎んだことはございません。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア