芥川龍之介 『雛』 兄も父の顔を見ると、急に黙つてしまひました。 口数を利かない父位、わたしはもとより当時の兄にも、恐しかつたものはございませんから。 その晩雛は今月の末、残りの半金を受け取ると同時に、あの横浜の亜米利加人へ渡してしまふことにきまりました。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア