芥川龍之介 『大久保湖州』 これは読者たる僕の勇気を沮喪せしめるに足る発見である。 才人だと思つた大久保湖州も或は大学の教授に多い、荘厳なる阿呆の一人だつたかも知れない。 僕は夜長の電燈の下にかう云ふ疑惑を抱きながら、まづ彼の大作たる家康篇を読みはじめた。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア