御主「ぜす・きりしと」の御血潮よりも赤い、火の光を一身に浴びて、声もなく「さんた・るちや」の門に横はつた、いみじくも美しい少年の胸には、焦げ破れた衣のひまから、清らかな二つの乳房が、玉のやうに露れて居るではないか。
今は焼けただれた面輪にも、自らなやさしさは、隠れようすべもあるまじい。
おう、「ろおれんぞ」は女ぢや。
御主「ぜす・きりしと」の御血潮よりも赤い、火の光を一身に浴びて、声もなく「さんた・るちや」の門に横はつた、いみじくも美しい少年の胸には、焦げ破れた衣のひまから、清らかな二つの乳房が、玉のやうに露れて居るではないか。
今は焼けただれた面輪にも、自らなやさしさは、隠れようすべもあるまじい。
おう、「ろおれんぞ」は女ぢや。