芥川龍之介 『報恩記』 何一つ悪事を働かない代りに、どのくらい善行を施した時には、嬉しい心もちになるものか、――そんな事も碌には知らないのですから。 「何、ああ云う人でなしは、居らぬだけにまだしも仕合せなぐらいじゃ。 弥三右衛門は苦々しそうに、行燈へ眼を外らせました。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア