それがせめてもの心やりです。
わたしは宅へ帰る途中も、同時に泣いたり笑ったりしながら、倅のけなげさを褒めてやりました。
あなたは御存知になりますまいが、倅の弥三郎もわたしと同様、御宗門に帰依して居りましたから、もとは「ぽうろ」と云う名前さえも、頂いて居ったものでございます。
それがせめてもの心やりです。
わたしは宅へ帰る途中も、同時に泣いたり笑ったりしながら、倅のけなげさを褒めてやりました。
あなたは御存知になりますまいが、倅の弥三郎もわたしと同様、御宗門に帰依して居りましたから、もとは「ぽうろ」と云う名前さえも、頂いて居ったものでございます。