芥川龍之介 『報恩記』 しかし半町ほど逃げ延びると、わたしはある軒下に隠れながら、往来の前後を見廻しました。 往来には夜目にも白々と、時々雪煙りが揚るほかには、どこにも動いているものは見えません。 相手は諦めてしまったのか、もう追いかけても来ないようです。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア