芥川龍之介 『上海游記』 その時長野氏は深切にも船酔いの妙薬を教えてくれた。 が、門司から船に乗れば、二昼夜経つか経たない内に、すぐもう上海へ着いてしまう。 高が二昼夜ばかりの航海に、船酔いの薬なぞを携帯するようじゃ、長野氏の臆病も知るべしである。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア