芥川龍之介 『上海游記』 支那人が小鳥を愛する事は、今になって知った次第じゃない。 が、こんなに鳥籠を並べて、こんなに鳥の声を闘わせようとは、夢にも考えなかった事実である。 これでは鳥の声を愛する所か、まず鼓膜が破れないように、匆々両耳を塞がざるを得ない。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア