芥川龍之介 『上海游記』 その幕を引かない時には、背景が後を塞いでいる。 背景はまず油絵風に、室内や室外の景色を描いた、新旧いろいろの幕である。 それも種類は二三種しかないから、姜維が馬を走らせるのも、武松が人殺しを演ずるのも、背景には一向変化がない。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア