芥川龍之介 『上海游記』 妓館は大抵横へ切れた、石畳みの露路の両側にある。 余氏は我々を案内しながら、軒燈の名前を読んで行ったが、やがて或家の前へ来ると、さっさと中へはいって行った。 はいった所には不景気な土間に、身なりの悪そうな支那人どもが、飯を食ったり何かしている。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア