芥川龍之介 『長江游記』 が、翌朝になって見ると、潯陽江に候と威張っていても、やはり赤濁りの溝川だった。 楓葉荻花秋瑟瑟などと云う、洒落れた趣は何処にもない。 川には木造の軍艦が一艘、西郷征伐に用いたかの如き、怪しげな大砲の口を出しながら、琵琶亭のほとりに繋っている。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア