芥川龍之介 『北京日記抄』 それから又中野君と石畳の上を歩いていたるに、万福殿の手前の楼の上より堂守一人顔を出し、上って来いと手招きをしたり。 狭い梯子を上って見れば、此処にも亦幕に蔽われたる仏あれど、堂守容易に幕をとってくれず。 二十銭出せなどと手を出すのみ。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア