芥川龍之介 『北京日記抄』 勿論辜鴻銘先生なり。 胡麻塩の辮髪、白の大掛児、顔は鼻の寸法短かければ、何処か大いなる蝙蝠に似たり。 先生の僕と談ずるや、テエブルの上に数枚の藁半紙を置き、手は鉛筆を動かしてさっさと漢字を書きながら、口はのべつ幕なしに英吉利語をしゃべる。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア