芥川龍之介 『北京日記抄』 悟空の側には又衣裳を着けず、粉黛を装わざる大男あり。 三尺余りの大団扇を揮って、絶えず悟空に風を送るを見る。 羅刹女とはさすがに思われざれば、或は牛魔王か何かと思い、そっと波多野君に尋ねて見れば、これは唯煽風機代りに役者を煽いでやる後見なるよし。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア