芥川龍之介 『軍艦金剛航海記』 所が追ひついて見るとぢやんぢやんの正體は銅鑼と云ふ名を與へるのが僭越な程、平凡なうすべつたい、けちな金盥にすぎなかつた。 僕は滑稽な失望を感じて、すごすご士官室の海老茶色のカアテンをくぐつた。 士官室では大きな扇風器が幾つも頭の上でまはつてゐた。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア