芥川龍之介 『軍艦金剛航海記』 海の上の生活は、陸の上の生活に變りなく苦しい。 エレヴエタアで艦の底から天上して中甲板の自分のケビンへ歸つて、カアキイ色の作業服を脱いだら、漸くもとの人間になつたやうな心もちがした。 今日は朝から、ぐるぐる艦の中ばかり歩いてゐる。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア