芥川龍之介 『軍艦金剛航海記』 機關長は相變らずしきりにむづかしい經義の話をした。 僕は――唯だ、蝶を見てゐたと云つたのでは、云ひ足りない。 陸を、畠を、人間を、町を、さうして又それらの上にある初夏を蝶と共に懷しく、思ひやつてゐたのである。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア