芥川龍之介 『冬』 僕はまた看守に案内され、寒さの身にしみる刑務所の廊下を大股に玄関へ歩いて行った。 ある山の手の従兄の家には僕の血を分けた従姉が一人僕を待ち暮らしているはずだった。 僕はごみごみした町の中をやっと四谷見附の停留所へ出、満員の電車に乗ることにした。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア