芥川龍之介 『本所両国』 そのうちに僕は震災前と――というよりむしろ二十年前と少しも変らないものを発見した。 それは両国駅の引込線をとどめた、三尺に足りない草土手である。 僕は実際この草土手に「国亡びて山河あり」という詠嘆を感じずにはいられなかった。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア