芥川龍之介 『本所両国』 すると男女の客が二人僕等の顔を尻目にかけながら、「何か匂いますね」「うん、糞臭いな」などと話しはじめた。 長命寺の桜餅を糞臭いとは――僕は未だに生意気にもこの二人を田舎者めと軽蔑したことを覚えている。 長命寺にも震災以来一度も足を入れたことはない。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア