芥川龍之介 『本所両国』 僕はぼんやりこの石碑を見上げ、何かその奥の鼠小僧の墓に同情しない訳には行かなかった。 鼠小僧治郎太夫の墓は建札も示している通り、震災の火事にもほろびなかった。 赤い提灯や蝋燭や教覚速善居士の額も大体昔の通りである。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア