芥川龍之介 『芋粥』 黙つて例の薄い口髭を撫でながら、するだけの事をしてすましてゐる。 唯、同僚の悪戯が、嵩じすぎて、髷に紙切れをつけたり、太刀の鞘に草履を結びつけたりすると、彼は笑ふのか、泣くのか、わからないやうな笑顔をして、「いけぬのう、お身たちは。 と云ふ。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア