芥川龍之介 『芋粥』 或は、どう答へても、結局、莫迦にされさうな気さへする。 彼は躊躇した。 もし、その時に、相手が、少し面倒臭そうな声で、「おいやなら、たつてとは申すまい」と云はなかつたなら、五位は、何時までも、椀と利仁とを、見比べてゐた事であらう。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア