芥川龍之介 『芋粥』 第一、幾多の山河を隔ててゐる越前の国へ、この通り、僅二人の伴人をつれただけで、どうして無事に行かれよう。 ましてこの頃は、往来の旅人が、盗賊の為に殺されたと云ふ噂さへ、諸方にある。 ――五位は歎願するやうに、利仁の顔を見た。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア