芥川龍之介 『芋粥』 路次の心配は、御無用ぢや。 五位の狼狽するのを見ると、利仁は、少し眉を顰めながら、嘲笑つた。 さうして調度掛を呼寄せて、持たせて来た壺胡籙を背に負ふと、やはり、その手から、黒漆の真弓をうけ取つて、それを鞍上に横へながら、先に立つて、馬を進めた。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア