芥川龍之介 『芋粥』 それが、二三度、繰返されたかと思ふと、やがて、人のけはひが止んで、あたりは忽ち元のやうに、静な冬の夜になつた。 その静な中に、切燈台の油が鳴る。 赤い真綿のやうな火が、ゆらゆらする。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア