芥川龍之介 『芋粥』 五位は、今更のやうに、この巨大な山の芋が、この巨大な五斛納釜の中で、芋粥になる事を考へた。 さうして、自分が、その芋粥を食ふ為に京都から、わざわざ、越前の敦賀まで旅をして来た事を考へた。 考へれば考へる程、何一つ、情無くならないものはない。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア