舅の有仁は、童児たちに云ひつけて、更に幾つかの銀の提を膳の上に並べさせた。
中にはどれも芋粥が、溢れんばかりにはいつてゐる。
五位は眼をつぶつて、唯でさへ赤い鼻を、一層赤くしながら、提に半分ばかりの芋粥を大きな土器にすくつて、いやいやながら飲み干した。
舅の有仁は、童児たちに云ひつけて、更に幾つかの銀の提を膳の上に並べさせた。
中にはどれも芋粥が、溢れんばかりにはいつてゐる。
五位は眼をつぶつて、唯でさへ赤い鼻を、一層赤くしながら、提に半分ばかりの芋粥を大きな土器にすくつて、いやいやながら飲み干した。