それから四五日たったある日のことです。
髪長彦は三匹の犬をつれて、葛城山の麓にある、路が三叉になった往来へ、笛を吹きながら来かかりますと、右と左と両方の路から、弓矢に身をかためた、二人の年若な侍が、逞しい馬に跨って、しずしずこっちへやって来ました。
髪長彦はそれを見ると、吹いていた笛を腰へさして、叮嚀におじぎをしながら、
それから四五日たったある日のことです。
髪長彦は三匹の犬をつれて、葛城山の麓にある、路が三叉になった往来へ、笛を吹きながら来かかりますと、右と左と両方の路から、弓矢に身をかためた、二人の年若な侍が、逞しい馬に跨って、しずしずこっちへやって来ました。
髪長彦はそれを見ると、吹いていた笛を腰へさして、叮嚀におじぎをしながら、