飛鳥の大臣様のいらっしゃる、都の方へ飛んで行け。
と、声を揃えて喚きました。
髪長彦は驚いて、すぐに二人へとびかかりましたが、もうその時には大風が吹き起って、侍たちを乗せた黒犬は、きりりと尾を捲いたまま、遥な青空の上の方へ舞い上って行ってしまいました。
飛鳥の大臣様のいらっしゃる、都の方へ飛んで行け。
と、声を揃えて喚きました。
髪長彦は驚いて、すぐに二人へとびかかりましたが、もうその時には大風が吹き起って、侍たちを乗せた黒犬は、きりりと尾を捲いたまま、遥な青空の上の方へ舞い上って行ってしまいました。