野口という大学教授は、青黒い松花を頬張ったなり、蔑むような笑い方をした。
が、藤井は無頓着に、時々和田へ目をやっては、得々と話を続けて行った。
「和田の乗ったのは白い木馬、僕の乗ったのは赤い木馬なんだが、楽隊と一しょにまわり出された時には、どうなる事かと思ったね。
野口という大学教授は、青黒い松花を頬張ったなり、蔑むような笑い方をした。
が、藤井は無頓着に、時々和田へ目をやっては、得々と話を続けて行った。
「和田の乗ったのは白い木馬、僕の乗ったのは赤い木馬なんだが、楽隊と一しょにまわり出された時には、どうなる事かと思ったね。