六、少斎石見の両人、霜と申す女房を召し出され、こまごまと申され候は、この度急に治部少より、東へお立ちなされ候大名衆の人質をとられ候よし、専ら風聞仕り候へども、如何仕るべく候や、秀林院様のお思召しのほども承りたしとのことに有之候。
その節、霜のわたくしに申し候は、「お留守居役の衆も手ぬるいことでおりやる。
そのやうなことは澄見からをとつひの内に言上されたものを。
六、少斎石見の両人、霜と申す女房を召し出され、こまごまと申され候は、この度急に治部少より、東へお立ちなされ候大名衆の人質をとられ候よし、専ら風聞仕り候へども、如何仕るべく候や、秀林院様のお思召しのほども承りたしとのことに有之候。
その節、霜のわたくしに申し候は、「お留守居役の衆も手ぬるいことでおりやる。
そのやうなことは澄見からをとつひの内に言上されたものを。