二十一、程なく小笠原少斎、紺糸の具足に小薙刀を提げ、お次迄御介錯に参られ候。
未だ抜け歯の痛み甚しく候よし、左の頬先腫れ上られ、武者ぶりも聊はかなげに見うけ候。
少斎申され候は、お居間の敷居を越え候はんも恐れ多く候間、敷居越しに御介錯仕り、追ひ腹切らんとのことに御座候。
二十一、程なく小笠原少斎、紺糸の具足に小薙刀を提げ、お次迄御介錯に参られ候。
未だ抜け歯の痛み甚しく候よし、左の頬先腫れ上られ、武者ぶりも聊はかなげに見うけ候。
少斎申され候は、お居間の敷居を越え候はんも恐れ多く候間、敷居越しに御介錯仕り、追ひ腹切らんとのことに御座候。