僕は、ジヤン・ダークが如何に生きたかを知るよりも、少くとも現代の婦人にとつては、如何にトルストイが生きたかを知る方が、興味があるだらうと思ふ。
偉い婦人の傳記以外に、屡々婦人の讀物として推奬されるのは、婦人の書いた書物である。
これも、偉い婦人の傳記の通り、著者も讀者も婦人だといふ事は、必ずしも、他の書物よりも推奬すべき理由にはなりさうもない。
僕は、ジヤン・ダークが如何に生きたかを知るよりも、少くとも現代の婦人にとつては、如何にトルストイが生きたかを知る方が、興味があるだらうと思ふ。
偉い婦人の傳記以外に、屡々婦人の讀物として推奬されるのは、婦人の書いた書物である。
これも、偉い婦人の傳記の通り、著者も讀者も婦人だといふ事は、必ずしも、他の書物よりも推奬すべき理由にはなりさうもない。